吉田神社 大規模末社・竹中稲荷神社

吉田神社には大きな末社がある。それがこの竹中稲荷神社だ。もともとは同じ神楽岡にある別の神社だったのだが、明治の初年ごろ吉田神社の末社として組み入れられたと言う。

画像はクリックで別窓拡大する。


昨日紹介した末社・斎場所大元宮の敷地に面した道に出ると竹中稲荷大神の扁額が掛かった明神鳥居がある。




その道を山に登る方向へしばらく進んで行くと、直交する形でこの参道があらわれる。






わりと年季の入ったお狐さま




ほどなく神社正面へ。不思議な事に島木の下に台輪が入った稲荷鳥居は一つもなく、一部に柱の裾に根巻きをした明神鳥居があっただけだった。






神社正面にもお狐さま




これは本殿前の拝殿




一間社流造のご本殿前には銅葺きの素屋根が掛けられた参拝所がある。

ご祭神は、稲荷神さまである

宇賀御魂神
うがのみたまのかみ


さまである。普通のお稲荷さんでは、
宇迦之御魂神(古事記表記)
倉稲魂命(日本書紀表記)
で、読み方も「うかのみたま」と濁らないのであるが、この神社では異なる。

この神社ではご祭神の表記法が多くの神社と異なることが多いようだ。昨日紹介した唯一神道がらみの関係で、もしかしたら先代旧事本紀にある表記方法なのかもしれない。

その他、ご配神として

猿田彦神 さま
さるたひこのかみ


天鈿女神 さま
あめのうずめのかみ


もお祀りされている。




一段高くなった同じ敷地には天満宮がある。本来吉田神社の末社なのであるが、どう見ても竹中稲荷の末社と呼ぶべき位置にあったのでここで併せて紹介する。




一間社流造のご本殿。

ご祭神は言うまでもなく

菅原道真 公
すがわらみちざね


だ。




竹春神社・竹丸神社と書かれた祠。

これは末社ではなく、伏見稲荷の稲荷山に多数存在するのと同じお塚である。だからプライベートな神社としての性格が強く、ご祭神や御由緒は定かでない。




奥之院 竹釼稲荷神社

一般的なスタイルで言うと元稲荷社と表現されるお社に近いようだ。「たけつるぎ」なのか、「ちくけん」なのか・・・読み方はわからない。




素屋根の拝所に掛けられた扁額では

竹劒稲荷神社

の表記になっている。




同じく一間社流造のご本殿。もちろん稲荷神さまがご祭神であることは明白なのでお塚ではなく摂社と言うべきなんだろうな。




業平塚

伝承によると在原業平が葬られたのはこの吉田山(神楽岡)だと言う事だ。しかし、墓標もなにもないので・・・素人目には微妙。






伏見稲荷の稲荷山をミニチュア化したような感じでお塚がたくさん存在する。50〜100くらい・・・もうちょっと多いのかな。

でもって、中心の神社である竹中稲荷の名前にあやかってか、竹の文字を使ったお塚が数多く見受けられる。もちろん龍神さまや蛇神さまの系統など数多くの他のお塚もあるが。




竹重神社




竹丸大明神




竹嶋大明神。




竹内大明神




竹春大明神
竹国大明神




若竹大神




竹藤神社。




徒歩であれば神楽岡の住宅街から直接この神社へ上がって来れるルートもあるようだ。






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吉田神社 後編

さて、昨日の続きだ。

画像はクリックで別窓拡大する。


この鳥居の先にも立派な末社がある。




まずは末社・山蔭神社(やまかげじんじゃ)

社碑には

料理飲食祖神奉祀

とある。




正面から。




ご本殿。ご祭神は

藤原山蔭 
ふじわらのやまかげ

だ。従三位中納言で四条流庖丁式の創始者、そしてなによりこの吉田神社の創建者である。




吉田神社の御本殿と同じく春日造の美しいご祭殿である。




末社・斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)

なんだかかなり大仰なお名前に見えるが・・・




鳥居をくぐって・・・




ご神門から中を覗かせて頂くと八角形の御本殿が。この位置からは見えないが、真裏にあたる部分には六角形の後房が接続されているそうだ。




千木
は手前側が水平に、向こう側が垂直に切られている。さらに鰹木も手前側が3本束ねたものを、向こう側には四角いものを並べてある。

この写真では写っていないが、二種類の鰹木の間、ちょうど屋根の中央部分には宝珠が置かれているのだ。

なんだかいろんなものが混じっているようなイメージであるが、それはご祭神さまに秘密がある。この神社のご祭神さまは伊勢神宮の内宮外宮の二柱に加えて、延喜式神名帳に記載された3132座の神々。併せて

天神地祇八百萬神
あまつかみくにつかみやおよろずのかみ


さまがご祭神なのである、豪気だねぇ。ここで説明するのも大変なので、唯一神道でググってみてくれ、謂れが見えてくると思う。

この御本殿の玉垣の中へは毎月一回程度入れると聞いているので、機会があったら改めて写真を撮りに行ってくることにしよう。





末社・今宮社

ここも末社とは思えない立派な造りだ。




拝殿。






狛犬さんもちゃんと控えている。




一間社流造のご本殿。

ご祭神は

大己貴神 さま
おおなむちのかみ


大山祇神 さま
おおやまづみのかみ

 
健速須佐之男命
 さま
たけはやすさのおのみこと


の三柱で、この地域の産土神さまなんだそうだ。




瑞垣の中には四神石と言うのがあって、朱雀石は内陣にあるそうだが、他の三つは手で触れられるところにある。

この写真は玄武石である。言われてみると亀に見えないこともないような。




末社・三社社(さんじゃしゃ)

これは末社らしい感じだ。平入三間流造の社殿には、

海の神三柱
多紀理毘売命 さま
たぎりひめのみこと

狭依毘売命 さま
さよりひめのみこと

多岐津毘売命 さま
たきつひめのみこと


山の神二柱

金山毘古命 さま
かなやまひこのみこと

金山毘売命 さま
かなやまひめのみこと


知識の神一柱
菅原神 さま
すがわらのかみ


がお祀りされている。




そして神社や講の関係者の祖霊を祀る祖霊社。大抵の神社にもあるんだが、ここのはちょっと意味深。あさって予定しているエントリとかかわってくるのだ。

あ・・・今は工事中。w


明日は吉田神社の中で最も大規模な末社を紹介する。






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