有頂天家族×叡山電車÷ハナヤマタ

ってことで昨日紹介した叡電乗車で集めた戦利品

画像はクリックで別窓拡大する。


出町柳駅で捲土重来きっぷ(一日乗車券)を購入すると、こんな台紙をくれる。

表紙の絵は下鴨矢二郎が化けた偽叡山電車。モデルになったのは「叡電と言えばこれ」と言っても異論は出ないであろう京都電燈デナ21形電車。そう言えば京都の市電もこのカラーリングだったよな。

俺の親が生まれたころ、昭和4年に就役し、平成7年に形式消滅するまで66年間、最初の車両10両が現役として働き続けた名車だ。ただし10両造られたうち2両は前の東京オリンピックの年に衝突炎上事故で失われている。




台紙の内側はタイアップデザイン入場券ときっぷのコレクションとスタンプラリー(2か所w)になっている。

きっぷ部分だけの別窓拡大はこちらのリンクを ⇒ 表面(化けた姿) 裏面(本当の姿)

・・・あ、裏面の矢二郎と矢三郎の並びが逆になってる。ま、カンベンな。w




スタンプを始発と終点の両方の駅で押してくると↑この偽叡山電車のステッカーがもらえる。




でもって、入場券と一日乗車きっぷの合計5枚を購入してくるとこの偽乗車券wがもらえる。偽寺町通は、夷川兄弟が作ったインチキの道だ。

以上の画像は(c)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会







鞍馬駅にはデナ21形の運転席部分が記念碑的に残されているのだが、しっかり偽叡山電車のコスプレをさせられていた。




(c)浜弓場 双 / 芳文社

最初に乗車した修学院駅では有頂天家族のものだけではなくハナヤマタのタイアップ入場券を売っていたのでついでに購入。

ところが出町柳駅の分はもう売り切れていて台紙も存在してなかった。

まぁ、たぬきより女の子の方が人気あるのは仕方ないけどねぇ・・・orz






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叡山電車…もみじのトンネルはまだ半分だった

昨日のエントリで紹介した通り叡電修学院駅の近くで見かけた車両広告に惹かれて、まずはスマホで情報を確認。取り敢えず叡山電車始発駅の出町柳駅に向かうことにした。

一日乗車券は一乗寺駅では売ってないので、修学院駅まで歩いて戻る。

でもそのおかげで、たまたま乗り合わせたのが企画の広告が打たれた車両だった。

画像はクリックで別窓拡大する。


弁天こと鈴木聡美さん。シニカルで良いねぇ。w




矢三郎と矢四郎。こっちはほのぼの系。




運転席ドアにはオールスター。天狗の赤玉先生が混じってるのはご愛嬌だとして、主人公の矢三郎をドアノブのところにレイアウトしたのは失敗じゃないか?




叡山電車始発駅、出町柳

京阪本線で三条京阪から接続する京阪鴨東線の終点との連絡駅でもある。




ごく普通の、イナカの私鉄駅って風情だ。




でもっていきなり終点、鞍馬駅。(笑)

まぁ、各駅停車で40分くらいの短い路線だからねぇ。




駅前には天狗。

まぁ鞍馬と言えば天狗、お約束だわな。




鞍馬はかなり山の中なので市街地よりはずいぶん気温が低い。それでもまだこの程度だったのでやはり早過ぎの感は否めない。




帰りの車両はこれ。通年営業してはいるが、「紅葉を見るための電車」と言うコンセプトで作られたデオ900系電車で、ピラーももみじのシンボルが。この900系2編成4両にはきららというニックネームがついている。

そういえばアニメ関係でタイアップしている芳文社の雑誌・まんがタイムの中で、萌え系の雑誌5誌にはまんがタイムきらら○○と言う名前がついてたっけ。w




窓の外を向いて並んでいる座席は観光車両を強く意識したものだ。平日だったので幸い乗客は数人。夜はライトアップとかあるんで混雑するようだが。




鞍馬駅から出町柳駅へ向かって次(貴船口駅)と次の次(二ノ瀬駅)の間にもみじのトンネルと呼ばれる区間がある。電車はそのあたりで速度を落としてくれるのだが・・・やはりまだ紅葉と呼ぶには些か寂しかった。






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一度やってみたかった「鉄道駅間歩き」

よそ様の企画をパクるのは 楽しい 申し訳ないがいわどんさんの「鉄道駅間歩き」ってのをマネっこするのにちょっとだけチャレンジ。

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●歩いたコース:route map


叡山電車の修学院駅から一乗寺駅まで、ほんの短い距離ではあるが。








●修学院駅:shugakuin station

駅と言っても非常に小規模で、電車も路面電車に毛の生えた程度と言うか、路面電車と変わらない一両ないしは二両での運行だ。

だから横断歩道を渡る際に線路の中を撮影できたりする。




●消防車:fire engine

ウニモグだよな。京都市消防局、良い車もってんじゃん。うに・・・もぐ・・・寿司食いたい。w




●酒屋:liquor shop






●もぐりの酒場:speakeasy

・・・じゃなくて、そういう名前の喫茶店と言うかレストラン。若いころに家内と二人でよく利用した懐かしのお店だったりする。その頃はここにはなかったんだけどね。




●遥拝所:worship place

以前紹介した鷺森神社の遥拝所。御旅所を兼ねているようだ。




●キャンペーン:campaign

どうやら年内いっぱいぐらいの企画があるようだ。これはぜひ一度乗りに行かねばなるまい・・・実はこの後ソッコーで行ったんだけどね。w 紹介はまた明日以降ってことで。




●有名店:famous restaurant

京大医学部の教授たち御用達だとか。旨いそうだけど、俺の財布には根性がない。




●カリン:pseudocydonia sinensis

のどに良い
んだよな。これからの季節にピッタリ。




●石灯籠:stone lantern

なぜこんなところにあるのかは全く不明。




●オシロイバナ:mirabilis jalapa

11月だというのにまだまだ健在、きれいに咲いていた。




●オキザリス:oxalis

こっちもきれいに咲いている。




●看板と石碑:signboard and stele

一部のマニアには有名な書店らしい。石碑は見ての通り有名な史跡のものだ。




●一乗寺駅:ichijoji station

そんなことを言ってるうちにゴールに到着。いやいや、こういう散歩も楽しいもんだな。






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4年連続で流れた流れ橋

半年ほど前に紹介した京都府八幡市の流れ橋。あのエントリの二ヵ月半後に台風でまた流されたらしい。これで四年連続の流出だ。

ってことで写真を撮ってきた。

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あ〜あ、見事に橋脚だけになっちゃってる。橋桁は期待された通り大雨で流されたみたいだな。




八幡市側の渡り口。




でも、通行止めの看板の横からは大型トラックでも普通に二台並んで河原に入れるくらい広く開いているので、さっそく河原に降りて撮影開始。堤防に一番近い部分ではまだ橋桁が一部橋脚の上に残っていた。




橋脚だけになったお姿。なんかちょっと痛々しい。




これは流された橋桁。ワイヤーで10枚ずつ連結されて、片端は橋脚に固定されているのでこう言うお姿になる。




橋脚に固定されたワイヤロープ。




こっちは反対側の端で橋桁に繋がっているのだが、流出した時の水の勢いでワイヤロープが地上50センチくらいのところでピンと張っている。




そのテンションたるや、ワイヤの上に俺が立っても、ほとんどたわまないくらいなのだ。




完全には流され切れなかったユニットもある。かえって危険な状態って感じもするな。




しかし、川の中と言うこともあってか立ち入り制限は行われていない。もしかすると橋の入口にあったあの看板が立ち入り制限のつもりなのかもしれないが・・・




川の中央近くの何本かの橋脚は流木など大型の漂流物に衝突されたのであろう、完全に破壊されていた

京都府の予算の中で、毎年流出するたびに復旧費がかかるので流れ橋をなくそうという議論もあるようだ。しかし、一方で橋が流された後の方に観光客が増えるという奇妙な現象もあるので痛し痒しってところでもあるらしい。






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燈花会の彼方

奈良へ遊びに行ってきた。燈花会(とうかえ)と言うキャンドルイベントを楽しむのが目的だ。もちろんブログネタ拾いでもあるけどな。w ってことで今日はちょっと写真が多めなので重いかもしれないが勘弁してくれ。

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近鉄を下りると、駅前からもうお祭りムード




駅前には案内地図もあった。どうやら奈良公園方面で行われているようだが結構広い面積に散らばってる。




駅から会場への道すがら、まぁ奈良だからねぇ。




国立博物館の看板と一体化。




奈良県新公会堂
。ここも会場の一つだ。まだ明るかったので取り敢えず館内を見ることにする。








館内にはいきなり等身大パネルとモニタでの案内。今日のタイトルを見てこれを連想できた人には どヲタ の称号を進呈する。w

何のことか理解できないまっとうな人このイベントの公式サイトでも見てくれ。

燈花会は15年前から行われている夏のイベントだが、今年は京都アニメーション作品・境界の彼方とのタイアップイベントを行っているってことだそうだ。


番組のエンディングには、

フィルムコミッション・奈良県サポートセンター(奈良市・県庁内)
奈良ホテル(奈良市)
聖心学園中等教育学校(橿原市)


とクレジットされており、作品の舞台である架空の町長月市は奈良市と奈良県橿原市をモデルにしているので、その縁があったのだろう。それに作品中にはこの燈花会をモデルにしたお祭りも登場してるしな。

作品を観た人ならわかると思うが、この会場にはメガネの女性が結構数多くいた。




ブログに載せるのに2、3グッズでも買おうかと思ったら列に並ばされてこの札を前の人から渡された。(笑)

ま、すぐに次の人に渡せたから良いけどね。^^;




公会堂の前では子供たちが和太鼓パフォーマンスを披露していたので鑑賞。なかなか達者なものだったぜ。




もちろんお祭りだから屋台は欠かせない。




そろそろ日が落ちてきて蝋燭に灯が点る。




ひとで型。←多分違う。w




さっきのパネルも会場に移動。当然のごとく高級なカメラを持ったお金持ちの方々が群がる。ww




主にこんな感じで会場の芝生が灯りの海となる。






この会場の向こう側に見えるのは東大寺の屋根のシルエットだ。








なかなかこうしたシーンは撮影が難しい。もとよりコンデジだからってのもあるが、三脚が使えればもう少し綺麗に撮れるんだろうけどな。

でもまぁ、こう言うのはお道具じゃなくてセンスの問題だろう。orz




灯りの下で佇む鹿。^^; ちょっとびっくりした。
ストロボを焚いているが、結構離れたところからズームしているので、鹿の目にそれほど悪影響はないと思う。






さて、ここからは戦利品。これは数量限定だが無料配布のパンフレット(表裏)






クリアファイル(表裏)






竹うちわ(表裏)




紙袋


この画像は地図なので別窓拡大する画像が大きいから注意してくれ。


そして最初の戦利品を開いたところ。

このイベントは明日8月14日まで行われているので、お近くの人は行ってみるのも楽しいと思うぜ。上の方で紹介した公式サイトに詳細情報は掲載されている。






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今日の七十二候 8月13日 立秋次候:寒蝉鳴
(かんせんめい / あきつげぜみ[ひぐらし]なく)




            

京の六地蔵巡り・番外 六臂地蔵

さて、京の六地蔵巡りは前回で紹介し終わったわけだが、こういう神社仏閣の巡拝にはつきものと言っていい存在がある。まずは地図を見てもらおう。

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京の六地蔵巡り地図

六地蔵を全部回るとなると、自家用車を使ってもおよそ45km、2時間余りの移動に加えて参拝時間が必要だ。また、ほとんどのお寺には駐車場がないのでコインパークがあるかどうかと言う問題もある。

公共交通機関ってことになると一日で回りきれるかどうかが微妙だ。ざっと調べた限りでは

伏見六地蔵(京阪宇治線・市バス19号系統・徒歩 合計約1時間鳥羽地蔵(市バス18号系統・市バス桂坂26号系統・徒歩 合計約1時間桂地蔵(阪急・嵐電・徒歩多めで合計約1時間常盤地蔵(市バス93系統・市バス37系統・徒歩 合計約1時間10分鞍馬口地蔵(地下鉄烏丸線・地下鉄東西線・徒歩 合計約50分山科地蔵

ってことになるので、六地蔵巡りの日の混雑を考えてお寺一ヶ所で所要時間30分とした場合、合計でおよそ8時間。朝九時に最初のお寺に飛び込んだとしても、最後のお寺でのお参りを終えるころには夕方五時。これでは食事や休憩の余裕もないので一日で回りきるのはちと辛い。

六地蔵巡りは二日にわたるので両日で三か所ずつ回れば余裕もできるだろうが、宿泊が必要になる。

まぁ、そんなことで一日で回るならタクシーの時間貸切を利用するのがベストだろうな。しかしそれではお金がバカにならない。そんな人には一つ裏技を。こうした巡拝にはつきものと先に言った。そう、もう一度地図を見てくれ。

4番常盤地蔵と5番鞍馬口地蔵の間に智恵光院と言うお寺がある。

ここで8月23日の17時から行われる六臂地蔵尊の御開帳に合わせてお参りすると、六ヶ寺全部をお参りしたのと同じ功徳が得られるのだそうだ。


智恵光院

智恵光院は西陣のど真ん中、智恵光院通りに面した街中のお寺だ。観光寺院ではないので原則として檀信徒以外の参拝謝絶なのだが、静かにお参りする分には叱られたりしない。飽くまで宗教施設なのだから仏様に手を合わせに来る人を排除したりはされないと思う。


智恵光院

正式なお名前は、浄土宗 称念山平等寺 智恵光院(しょうねんざんびょうどうじ ちえこういん)と言う。


智恵光院

牡丹紋はこのお寺の紋、月影杏葉紋は浄土宗の紋だそうだ。

智恵光院

ご本堂

浄土宗なので阿弥陀如来さまが御本尊、そしてこのお寺の阿弥陀如来像は快慶の手になるものとされている。先に言ったように観光寺院ではないので、静かにお庭や地蔵堂を見せて頂くにしても、まずはご本堂の前で手を合わせて十念を唱えてこよう。

十念とは南無阿弥陀仏と言う念仏を4回+4回+2回の合計10回唱えることだ。


智恵光院

地蔵堂

この中にやはり小野篁卿の手になると言うお地蔵さまが安置されている。しかもここのお地蔵さまは手が六本ある六臂地蔵(ろっぴじぞう)尊なのだ。


智恵光院

8月23日夕刻の御開帳以外はしっかりと閉ざされた地蔵堂の中におられるので、お姿を拝見するのはちと難しい。これが精いっぱいだ。正面では合掌され、左側の一本の手は宝珠を持っておられるように見える。


智恵光院

地蔵堂の前にはこのような説明が貼ってあった。卿と郷の誤字はまぁ・・・愛嬌ってことで。w


智恵光院

鎮守社かな。智徳瓣財天社


智恵光院

この右側の不思議な形をした石は金ぎょく龍王石だそうだ。ぎょくがひらがななのは・・・まぁ察してくれ。


智恵光院

こちらは鎮守さまと言うか寺内社、智恵姫稲荷社


智恵光院

仏塔・文殊塔

他にもいくつかの見るべきものはあるが、繰り返しているように観光寺院ではないのであまり紹介してしまうのもどうかと思うのでこんなものにしておこう。

そうそう、御開帳の折に参拝しても、お幡の授与はないようなので留意しておいてほしい。

あと、六地蔵巡りの由来などについては一番伏見六地蔵のエントリを参照してくれ。









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京の六地蔵巡り・六番 山科地蔵

京の六地蔵巡り最後の六番、一番大きな街道、東海道のお寺だ。六地蔵巡りの由来などについては一番伏見六地蔵のエントリを参照してくれ。

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お寺の名前は臨済宗南禅寺派 柳谷山徳林庵(りゅうこくざん とくりんあん)と言う。普段はこの通り本堂の方へは入れない。




しかし、六注造の地蔵堂はご本堂のある境内ではなく、東海道に面したオープンな場所にあるのだ。




その地蔵堂の前には唐破風屋根のスペースがあり、立派な吊灯籠が下っている。




屋根の下には大きな香炉があったりするのだが、通りかかる人がお弁当を使ったりできるような気軽なスペースになっている。




地蔵堂の正面。鰐口が下がり額があると言う一般的な様式だ。




地蔵堂の中には地蔵菩薩さまの立像。百年ごとにお化粧をし直すから千年以上たっても美しいのだと説明が書かれていた。




地蔵堂裏にあったわらべ地蔵




この宝篋印塔は南北朝時代の物だそうで、人康親王(さねやすしんのう)の供養塔だそうだ。人康親王は第54代仁明天皇の第4皇子で、盲目の琵琶の名手だったと言う。後年琵琶法師の祖とも言われた人物だ。彼の出自からこの地は現在でも四ノ宮と言う地名が付けられているのだ。

また、傍らの石碑には人康親王と並んで蝉丸の名前も見える。百人一首で有名だが、謎の多い人物で生没年すら不明、一説によると人康親王と同時代の琵琶の名手説もあるのでその関係かも知れない。




これは地蔵堂の前にあって東海道に面した場所にある井戸。かつては東海道を往来する人や馬のために使われたらしい。




どっかで見たマーク。井戸の奉納は1821年で、まだ日通が存在しない時代の話である。

これは江戸時代の通飛脚(とおしびきゃく:一人で江戸から京都まで走る飛脚)のCIだったそうだ。後年、日本通運が創業してこのマークを使ったとのこと。




奉納者として各地の宰領中の名が見える。宰領とは物流関連の管理者のことだ。

さて、六地蔵巡りはこれで全部だが、もう一つ番外編と言うか総集編がある。それはまた明日。






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京の六地蔵巡り・五番 鞍馬口地蔵

京の六地蔵巡りもあと二つ。今回は五番、若狭街道のお寺だ。若狭街道は商業物流路として鯖街道の別名の方が有名かもしれない。鯖街道の終点は上御霊神社のエントリでも紹介した氏子地域、出町枡形商店街にあり、このお寺からも徒歩圏内にある。

六地蔵巡りの由来などについては一番伏見六地蔵のエントリを参照してくれ。

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山門前には第一番六地蔵寺の石碑が建っている。このお寺は六地蔵巡りの五番目なのになぜって思って調べたところ、17世紀ごろの六地蔵巡りではこのお寺が一番、現在六番になる山科地蔵が第二番、そしてあとは現在の順番を二つずつ押した形になっていた。

で、今度紹介するエントリ用の地図を書いていて気が付いたのだが、現在の六地蔵巡りは、最初に六地蔵が安置されたと言われている伏見六地蔵を一番とカウントして、そこから時計回りの順になっている。また、伏見六地蔵はこの六ヶ寺の中で一番南にあるのだ。

一方、この上善寺は一番禁裏に近く一番北になるお寺で、そこから時計回りにカウントすると江戸初期の順番になるようだった。




山門を入るとすぐに石仏さまの天道大日如来坐像が安置されていた、鎌倉時代中ごろの作だと伝えられるようだ。




この入母屋造りの建物がご本堂である。そうそうお寺の名前だが、浄土宗・千松山遍照院 上善寺(せんしょうざんへんしょういん じょうぜんじ)と言う。

もとは天台宗のお寺としての開基であったらしいが、安土桃山時代にこの地に移転、その折に浄土宗に改めたと駒札に掛かれていた。




ご本堂の正面。山号額などは見当たらない。御本尊は浄土宗なので阿弥陀如来さまだ。その御本尊だが、日本で最初の大僧正、行基上人の手になると言われているようだ。




これは庫裡なのか・・・お寺の規模の割に大きいので書院や寺務所、場合によっては宿坊機能も持っているのかな。




地蔵堂。向拝付きの宝形造である。




ご本堂に山号額はなかったが、こちらには地蔵堂の扁額があった。




地蔵菩薩立像




地蔵堂の隣にはたくさんの石仏様がおられた。おそらく全部お地蔵さまなのだろうな。



山門の脇には首塚の石碑が建っていた。碑銘には贈正四位入江九一外七名首塚とある。幕末に起こった禁門の変で討ち死にした長州藩士を、当時堺町御門の警護責任者であった越前範士が主君の許しを得て越前藩の菩提寺であったここに弔ったそうだ。その関係からであろう、いろんなガイドブックには堺町御門の変(文久の政変)で亡くなったと言う紹介を見るが、実際には堺町御門の変の翌年に起こった禁門の変での戦死者である。

なお、この入江九一さんは、英霊として靖国神社にもお祀りされていると言う。






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今日の二十四節季 7月7日 小暑 (しょうしょ)
「大暑来れる前なれば也」


今日の七十二候 7月7日 温風至
(うんぷうし / あつかぜいたる)


今日の節句 7月7日 七夕の節句
(しちせきのせっく)


今日の雑節 7月7日 七夕
(たなばた)




            

京の六地蔵巡り・四番 常盤地蔵

半分を過ぎた京の六地蔵巡り、今回は四番、周山街道のお寺だ。六地蔵巡りの由来などについては一番伏見六地蔵のエントリを参照してくれ。

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今回のお寺はひときわ異彩を放っている。正直、俺はこのお寺の前を何度も通りながら常盤地蔵はどこなんだろうと探し回っていたりした。



ビミョーに新興宗教っぽく見えるお寺の前の・・・看板と言っていいのかな。

でも心配はない。れっきとした臨済宗天龍寺派 常盤山源光寺(ときわさん げんこうじ)と言う禅宗の尼寺なのだ。

三番までは浄土宗のお寺ばかりだったが、このお寺と山科地蔵は禅寺である。






色々書いてあるが問題ない。禅宗は基本的にどの仏様と言う形での御本尊より祖師や禅そのものに重きを置く傾向がある。また、このお寺は帰依された後白河法皇が御本尊の常盤地蔵さまに救済を願われ、宗派に関係のない庶民信仰の地とされたそうだ。




その流れが現在のこの様々な看板なのだろう。六注造の地蔵堂は結構痛みも目立つが、手作業で修復されていて、この黒い壁もお寺の方が塗られたと思しき刷毛目がしっかり残っていた。

けれど、寄進集めや観光寺院としての金もうけに走らず、清貧を良しとする姿勢のようにも感じられて、雰囲気に慣れるといっそ好ましく思えてくる。

一つ残念なのは、中におられるお地蔵さまのお姿を拝見できないことだ。桂地蔵の非常に大きな姉子地蔵さまと対になる乙子地蔵(おとごじぞう)さまが安置されていると聞く。乙子とは末っ子のことだから、大木の一番先端部分で彫られた小さなお地蔵さまなんだろうな。




ただ、お寺にありがちな達筆の看板ではなく、手作り感ハンパないこれはちょっと笑えてしまう部分も否定できない。でも、「お地蔵さんは地球の大地」ってことは仏教の教義にあるとおりだ。

すなわち大地の胎内と言うのが地蔵と言う言葉に意訳されたものがお地蔵さんの名前の由来だ。余談だが十三参りでおなじみの虚空蔵菩薩さまは、虚空の蔵、すなわち宙の胎内ってことになる。




福徳観世音菩薩さま。



厄除観世音菩薩さま。




美薬大菩薩さま。




トゲ抜き地蔵菩薩さま。




お庭には入れなかった。




手水には「のめません」の札が・・・そして水は出ないようだった。寄進とまでは言わないが、せめてみんなでお参りしてお寺に貢献したいもんだな。






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京の六地蔵巡り・三番 桂地蔵

さて、京の六地蔵巡り、今回は三番、山陰街道のお寺だ。六地蔵巡りの由来などについては一番伏見六地蔵のエントリを参照してくれ。

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黒御影の寺号標が真新しいが、このお寺は平成19年に堂宇をはじめとして改修・造替が行われたそうだ。だから全体に新しい感じがする。




狭いが交通量の多い通りに面した塀重門から境内を望む。境内はゆったりした雰囲気だ。このお寺の正式なお名前は、浄土宗 久遠山地蔵寺(くおんざん じぞうじ)。普通浄土宗のお寺と言えば御本尊は阿弥陀如来さまだが、このお寺では名前の通り地蔵菩薩さまが御本尊とされている。




入ってすぐ左手に手水があった。建屋は掛かっていない。




寄棟造りのご本堂。御本尊が地蔵菩薩さまなので、ご本堂=地蔵堂と言う事になる。




この軒唐破風がかかった建物は寺務所や庫裡を兼ねたものなのかと思ったが、いろいろ調べたところ薬師如来像を安置した薬師堂がこのお寺にはあると言う。で、その薬師堂らしき建物を見つけられなかったので、もしかするとこの建物はそれも兼ねているのかもしれない。




これはご本堂正面の参拝所。鰐口が三つ下っている。




中を覗かせて頂いたところ、かなり大きなお地蔵さまの立像が安置されていた。伝説によると一本の桜の大木から小野篁卿が彫られた地蔵菩薩像のうち、一番根元に近いところの木で作られたのがこのお地蔵さまで、そのことから姉井菩薩と呼ばれているとか。身の丈は2.6メートルぐらいあるそうだ。




境内には何体かの石地蔵さまがおられた。これは日比地蔵尊

ご由緒書きによると先の大戦の三十三回忌を記念して当時フィリピンに赴いた聯隊有志がフィリピンにお地蔵さんを祀り菩提を弔うと同時に、日本にもお地蔵さんを立てたらしい。

足元にある銘文にはタガログ語と日本語で、先の大戦の戦死者を悼み、今後の世界平和を祈念する旨の言葉が捧げられていた。




こちらは子安地蔵尊

妊婦さんの安産を守護して下さるお地蔵さまだ。




一方、これは水子地蔵尊

不幸にしてこの世に生まれられなかった胎児や、乳児の内に早世した赤子を導いて下さるお地蔵さまだ。勘違いされることが多いようだが、人工妊娠中絶された子供も水子に含まれるだけで、水子=中絶子ではないので覚えておいてくれ。





六体地蔵尊碑




稚児養育地蔵尊





一方こちらは水琴窟。残念ながら水が出ていなかったので妙なる調べは聞けなかった。




石造宝篋印塔(いしづくり ほうきょういんとう)。供養塔だろうと思うが、目的やご由緒は不明だった。

このお寺は阪急京都本線の特急停車駅である桂駅の東口から徒歩五分圏内にあるので、近隣には飲食店などもあって休憩や食事には便利だ。六地蔵巡りをするときの参考にでもしてくれ。






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