京都御所 前編(秋の一般公開)

お客様に頼まれて、京都御所の一般公開観覧に同行した。
まぁ、お客様と言っても友達みたいなもんだから、そっちは放って置いてブログ用の写真撮影をする。(笑)

まとめる時どのカテゴリに入れようか迷ったが、考えてみれば神武天皇は天孫瓊瓊杵尊の曾孫になるわけだから、その子孫たる歴代天皇のお住まいを紹介するのもこのカテゴリでいいかと。

つか、神社も御所も観光案内的に紹介されるからってホンネもちょっとある。w

画像は全部クリックで別窓拡大する。

一般公開順路図

さて、この上の画像をクリックすると、この秋の一般公開の順路図の全体像が見えるので、それを参照してくれ。各々の写真と見比べるとわかりやすいかもしれない。



紫宸殿側外壁

京都御苑の道から建礼門側、つまり京都御所の南側の壁を望んだところ。右側のくぼみのように見えるのが建礼門だ。

京都御苑は南北約1300メートル、東西約700メートルの公園地域だが、もともとは御所を取り巻く公家町だったエリアである。

航空写真で見ると京都御所と京都御苑の関係が良く判るだろう。


大きな地図で見る

京都御所そのものは東西250メートル、南北500メートルぐらいの大きさだ。


宣秋門

これが一般公開の入り口になる

宜秋門

ぎしゅうもん

である。もともとは皇族や公卿が使った高貴の人の門だ。
ちょっと気分が良いかも。w


御車寄

御車寄
みくるまよせ


である、「おくるま」ではないので注意。



諸大夫の間

諸大夫の間
しょだいぶのま


正式に参内した人たちの控えの間がある建物だ。
その中には


桜の間(諸大夫の間)

桜の間
(諸大夫[しょだいぶ]の間)
いわゆる下級貴族たち専用である。


鶴の間(殿上人の間)

鶴の間
(殿上人[てんじょうびと]の間)

中級貴族のためのものであるが、殿上人は帝の代替わりごとに許可の取り直しが必要な階級なので、さぞかし大変だったことだろう。


虎の間(公卿の間)

虎の間
(公卿[くぎょう]の間)

従三位以上の高官、すなわち高級貴族専用の間である。このような三つが襖一枚隔てただけで隣り合ってるってのが凄いよな。

日本人の規範意識と言うのはこうしたことで育まれたのかもしれない。


新御車寄

新御車寄
しんみくるまよせ


大正天皇の即位の際に新設されたものだそうだ。
今上陛下も玄関としてお使いだとか。


健礼門内側

建礼門
けんれいもん

内側から見たところである。平安京の時代から御所の南門に着けられる名前で、平清盛の娘の女院号はこの門に由来している。


月華門

月華門
げっかもん


紫宸殿南庭の西門である。


承明門

承明門
じょうめいもん


内裏の南側正中門。紫宸殿南庭を通して紫宸殿を望める。


日華門

日華門
じっかもん


紫宸殿南庭の東門。月華門と正対している。


御室流生花

献上された生け花たち。

仁和寺(にんなじ)から
御室流
おむろりゅう


月輪未生流生花

泉涌寺(せんにゅうじ)から
月輪未生流
つきのわみしょうりゅう


関東の言葉をお使いのご婦人がしきりに「ゆうせんじ」とおっしゃるのが耳について仕方がなかった。京都のことにお詳しい様子だったので、恐らく松ヶ崎にある涌泉寺と混同されていたのだろう。

大文字五山のうち、妙法の点火を行われるお寺なのだが、泉涌寺よりずっとマイナーなお寺だと個人的には思うんだけどね。w


嵯峨御流生花

大覚寺(だいかくじ)から
嵯峨御流
さがごりゅう


紫宸殿遠景

さて、いよいよ京都御所の中心

紫宸殿
ししんでん

である。


紫宸殿正面

正面からもう少し離れて撮りたかったんだが、ロープの仕切りが近すぎてこれが限界。


紫宸殿扁額

紫宸殿の扁額


高御座

そして、これが

高御座
たかみくら

である。

よく、京都人が日本の首都は京都だと主張するというお笑いのネタがあるが、その誤解のもとがこれである。

高御座は帝の御座所を示すもの

である。しかもオフィシャルの場所と言う意味でだ。

だから、これが京都御所にあるという事は、天皇陛下のおられる場所は今でも京都御所であり、東京の皇居は行宮(かりみや)だと言うのが京都人の主張なのだ。

でもって、首都と言うのは天皇陛下の御座所とは関係がない。飽くまで首都機能を持つ大都市が首都なので、日本の首都が東京であることに京都人は異論を差し挟まない。


京都は首都ではないが今でもみやこなのである。
・・・と京都人の俺は思っている。(笑)

ってことで続きはまた明日。






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コメント
  • ひなた化けねこ
  • 2012/11/01 12:29 PM
でました高御座(^-^)。
関東の人間はこういうことに
無頓着だから(いや私だけか)
典礼やしきたりは京都の方にかないません。

日本の首都機能はとっくに
魑魅魍魎の世界にワープしてる気がするのも
私だけなんでしょか。
どっかの強力な陰陽師か異能力者か、
土蜘蛛か烏か蛇かの魔性さんに
お祓いしてもらったら変わるかなあ?

 

  • 管狸人
  • 2012/11/01 1:03 PM
ひなた化けねこさん>
こんにちは。・・・って化けてる化けてる。w

>日本の首都機能はとっくに
>魑魅魍魎の世界にワープしてる気がするのも
ワープと言うか○んこく面に堕ちたと言うか。^^;

>どっかの強力な陰陽師か異能力者か、土蜘蛛か烏か蛇かの魔性さん
ご一緒にポテトはいかがですか。?(笑)

 

  • ビビアン5
  • 2012/11/01 9:59 PM
こんばんは、先日 京都宇治の 白雲庵のランチをいただきながら 天皇家は東京にご旅行中 ( 行幸中)だと。こちらの話題に花が咲きました。まぁ主人は生粋の京都人です。

みやこと言えば
大阪の都構想もいいのではないでしょうか?

 

ビビアン5さん>
こんばんは。

>白雲庵
黄檗の普茶料理ですね。食べたことないんですよ。ナマグサ物の方が好きなので。w
この近くに京都大学の核融合研究センターがあるんですよね。今は名前変わってるかな。

>大阪の都構想
あれは行政区分の話だけなので、首都ともみやこともあんまり関係ないですよ。二重行政をなくして効率化するって言う意味では良いアイデアだと思いますが、別の行政区分名にした方が紛らわしくなくていいと思います。
むしろ将来の首都機能分散に備えて、大阪府のまま大阪市を廃して特別区を持ったら良いだけじゃないかと。

 

  • JUNMIYA
  • 2012/11/02 10:49 PM
こんばんは

やっぱり行ってみたいですね。
京都御所。
皇居と違い、日本の文化ですからね。
皇居はあくまでも機能重視。
京都御所は、日本文化の集大成という感じで関東人としては見ています。

 

JUNMIYAさん>
こんばんは。

>やっぱり行ってみたいですね。京都御所。
11月は予定が厳しくても、年に二回一般公開がありますから、来年の春にでもおいでませ。←なぜか山口弁。w

>皇居はあくまでも機能重視。
京都御所もその時代時代の機能重視の積み重ねですよ。皇居もだんだん積み上がって文化になるんじゃないでしょうか。

現在の京都御所は平安京の後半500年間ぐらいの間使われた場所ですので、概ねその間の集大成と言う事になるんでしょうね。

 

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