門前菓子 下鴨神社の申餅

以前に紹介した通り、下鴨神社の門前菓子と言えばみたらし団子である。⇒そのエントリ。

しかしながら、かつて下鴨神社にはもう一つの門前菓子があった。それが今回紹介する申餅(さるもち)である。みたらし団子が下鴨神社の摂社・井上社の例祭、みたらし祭に由来するものであるのと同様、明治の国家神道による神社の制度化までは葵祭に由来する申餅と言うものが存在していたと伝えられていた。

葵祭は文献にある記録だけでも1470年前から行われていた古い祭だが、この申餅がいつごろから食べられるようになったかは定かでない。

画像はクリックで別窓拡大する。


国家神道が制度化されたころに廃れた申餅であるが、4年ほど前に神社や地元の和菓子店が協力して復活させ、下鴨神社の鳥居前に休憩所を設けて販売するようになった。




お店の名前は餅の名前にちなんで「さるや」さんと言う。




店内風景。セルフサービスの茶店である。




普段ならお抹茶を頂くのだが、メニューにお抹茶がない。まめ豆茶と言うのが売りらしいのでそのセットを頂くことにした。もちろん熱いお茶である。




これがそのセットだ。大角の角(八寸四方で四隅を面取りした)折敷(おしき:三方の台がないヤツ)に載ってくるところが良いな。お茶がガラスの急須なのは、お茶の出具合を確認するためなのだろう。




これが申餅。

小さなお餅である。お餅は小豆の茹で汁で搗いてあって、砂糖を含ませた柔らかいものだ。羽二重餅の系統だな。現代のことだからトレハロースや水飴も使われているのだろう。

このオレンジがかった朱色は朱華色(はねず色)と呼ばれる親王の袍の色だとして都人に親しまれたと言う。上の文字の色がwebcolorにおける朱華色(唐棣色とも書く)だ。

なお、現在の親王の袍の色は黄丹色である。




餡は粒あん、あっさりした味かと思いきや、結構コクのある甘さだった。




まめ豆茶。色が見えにくいので行儀が悪いが茶碗に口切で入れさせてもらった。

丹波の黒豆を炒っただけの物
で、ちゃんと色が出るまでに五分くらいかかる。昔は潔斎期間中の神職の飲み物だったとか。丹波にはかつて賀茂社の社領があった関係から、100%丹波黒豆のみを使用しているとのこと。

なのでお茶が出終わった後の黒豆も食べられるようになっている。添えられた木製の匙で豆を取り出し、小皿に添えられた塩を付けて頂く。たくさん豆が入っていたので、五つ六つ食べようかなと思って口に運んだのだが、あまりの旨さに全部食べてしまった。(笑)

それと・・・余談だが豆を取り出す匙は付いているが、お餅を食べるための黒文字は添えられていない。一口サイズなので、手づかみでどうぞ♪






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