コレステロールにまつわる怪しい動き 紹介編

とある有名な糖質制限ブログに、アメリカの健康番組が紹介されていた。画質は良くないがこんなのだ。多少間違いがあるが日本語字幕もついているので見やすいだろう。



13分弱と長いので、要約を書いておく。要約と言ってもそこそこの長さになるがカンベンな。

導入部:高コレステロールは健康に良いことが判った。
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高脂肪食は健康に良くないとされてきたので、それを恐れた
アメリカ人は糖質・炭水化物にシフトし、その結果より肥満し、より不健康になって行った。
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実際は心疾患の原因はコレステロールではなく炎症である。
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コレステロールは炎症を起こして傷んだ血管を修復するために集まってくる。コレステロールは身体にとって必須の物質である。高コレステロール値を観測した人の中には長寿の人もいる。だからコレステロール値と寿命は無関係だ。
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従って、これからはコレステロールの多寡ではなく炎症を起こしにくい食生活にしよう。
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それにはω3脂肪酸や天然の飽和脂肪酸が好ましく、ω6脂肪酸とトランス型脂肪酸は良くない。
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ω3脂肪酸は魚油、オリーブや胡桃に多く、ω6脂肪酸は一般の植物性油やマヨネーズに多い。DHAサプリメントも選択肢の一つになるだろう。
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これまでの常識をひっくり返すのは、マーガリンはダメでバターがベターであると言うことだ。
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さらに天然の飽和脂肪酸には炎症を抑える効果がある。ココナッツオイルは風邪やインフルエンザなどの症状を抑えるのに有効である。さらにアルツハイマーなどの認知症や筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病の予防にも効果があったという報告もある。
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従って(動物性)脂肪は悪い面だけではなく炎症という側面から見た場合、重要な役割を果たしている。
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健康にとって重要なのは糖質・精製炭水化物の過剰摂取であり、それがこれまでコレステロールを悪者にしてきた原因なのである。
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だから、天然の飽和脂肪酸などは気にせず食べて、トランス型脂肪酸や糖質に注意するのが好ましい。
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では、これまでの医学常識は何だったのか。それは火災現場にいる消防士を放火犯だと言うのと同じくらい、コレステロールを病気の原因だと呼ぶ間違った常識がまかり通っていたのだ。
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コレステロールについては、最初全部がいけないと言われていたのが、いつの間にか善玉(HDL)と悪玉(LDL)に分類され、最新情報ではLDLの中にも善玉(大粒子)と悪玉(小粒子・酸化)がいる事が判って来た。そして、その善玉LDLは飽和脂肪酸から作られているのだ。
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と言うことでアトキンス博士(ローカーボダイエットの提唱者)は正しかったのだ。司会者もダイエット革命を提唱する博士を変人だと思っていたが、間違っていたのは司会者の方だった。
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小粒子(悪玉)LDLは確かに存在するが、炎症をもたらすその原因物質は糖質でありトランス型脂肪酸なのである。
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糖質の害も無視できない。コークやペプシ、ソーダももちろんだし、精白小麦粉や精製した穀物なども砂糖をそのまま食べているのと変わらない。今のアメリカ人の糖質の摂取量は人間の処理できる限界を超えている。
 ↓
糖質とともに炎症の原因となるトランス型脂肪酸はアルツハイマーの原因物質になることも示唆されている。また高齢者だけでなく注意欠陥障害(ADD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)をもたらすとも言われている。
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トランス型脂肪酸は人工物であり毒なのである。
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それらと同時に大変問題なのは異性化糖(果糖ブドウ糖液糖 / High-Fluctose Corn Syrup)である。
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それらが原因でアメリカ人は肥満と病に悩んでいるのに政府は何をやっているのか。
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犯人はメーカーなどのロビー活動である。HFCSもトランス型脂肪酸もそれらを作る業界が強力なロビー団体であるから規制されないのだ。
 ↓
政府要人はそれらの団体と組んで毒を売って金もうけをしている。だから市民は自分で情報をネットなどから入手して自己防衛すべきだ。テレビコマーシャルなどに踊らされてはならない。
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まとめとして、サイレントキラーの黒幕は炎症であり、その元締めはトランス型脂肪酸や糖質、精製炭水化物にω6脂肪酸なのだ。一方、天然の飽和脂肪酸やω3脂肪酸はOKである。簡単に言うとそれが自然に存在するかしないかが判断基準になる。
 ↓
精製炭水化物も工場で食物繊維をはぎ取ったものだから人工物であり、それらがインスリンの大量分泌をもたらすから毒なのだ。



さて、長くなるから今日は紹介するだけだ。製作は保守系プロテスタントのテレビ局CBN(Christian Broadcasting Network)である。だからそうした方向でのバイアスがかかっている事を承知の上で見てもらうとより面白かったかもな。

この動画についての評価は明日と言うことにしよう。実際、ここまで玉石混淆なのも面白い。観てくれたみんなも、どこに突っ込んでどこに頷くのかを考えてみて貰うのも一興かな。







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今日の二十四節季 12月22日 冬至 (とうじ)
「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」


今日の七十二候 12月22日 乃東生
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コメント
  • ひなたぼっこねこ
  • 2013/12/22 9:23 AM
いま読んでいる本に、
コレステロールの話が丁度出てきて
「おお!共時性か?!」とワクワク♪
(と言っても化石のお話でこちらの内容とは
全く被らないのですが)
明日が楽しみです(*^o^*)。

 

  • 2013/12/22 9:40 AM
肥満の原因はアメリカ人が食い過ぎて運動しないからですわ。それにコレステロール云々とか言ってるけど、実際それを気にしてる人は40代以上で40人に1人で多い方。低脂肪ダイエットやってる人は同時にカロリーも気にしてるし、運動もしてるので痩せてる。で、低脂肪ダイエットしてたってコレステロールが高くなる人は運動しても駄目。

という所で肥満云々に関しては関連性をシャットアウトかな。

炎症→コレステロール→血漿コンボは以前から知られてた事で、新しい情報じゃない。と。

炎症を低下させたいなら、脂肪分よりも緑野菜、果物。。。というのが一応コッチの医療機関(東海岸心臓/循環器経の最先端)で今でも主力説です。

>今のアメリカ人の糖質の摂取量は人間の処理できる限界を超えている

というより、今のアメリカ人の「一般的食事量」が人間の処理できる限界を超えている。。というほうが正しい(笑)。

CBN/南方バイブルベルトは肉や乳製品の規制が多くなると金を失う人も多いからなぁ。冗談抜きでフィードコーンの取引相場だけでも数年分の経済が動くから、少しでもベーコン食べても良いんだよ〜、バターや卵は健康に良いんだ!とやりたいんじゃないかな。。と。

炭水化物の過剰摂取が身体に悪いってのはうなずけますけどね。何事もバランスは大事です。

個人的にはバランス良く食事の量を減らし、なによりも運動量を上げろと言いたい。

。。。動かないアメリカ人、多すぎる。。

 

ひなたぼっこねこさん>
こんにちは。

>共時性
いいですねぇ。♪

>化石
胆石かと思っちゃいました。(笑)

 

气さん>
こんにちは。
たくさんの情報をありがとうございます。

>コッチの医療機関(東海岸心臓/循環器経の最先端)で今でも主力説です。
安心しました。(笑) 日本では果物について脂肪肝との関連性が疑われている(これはHFCSにおけるF:Gのアンバランスと同じ考え方のようで果糖の過剰を危険視しているようです。)のと、場合によっては高カリウム血症が予見されたときにストップされます。

>アメリカ人の「一般的食事量」が人間の処理できる限界を超えている。
うはははははぁ〜(爆) なんかすごくわかります。^^;

>バイブルベルトは肉や乳製品の規制が多くなると金を失う人も多い
そうなんですね。そうした事情は日本にいててはなかなか見えてきません。

>フィードコーンの取引相場だけでも数年分の経済が動く
これって凄いですよね。そこまで巨額が動くんなら嘘偽りも当然大有りってコトなんでしょう。

>何事もバランスは大事です。
仰るとおりだと思います。

>動かないアメリカ人、多すぎる。。
アメリカ人って言うとパワフルでアクティブな人が多いようなイメージなんですが、実態はそうでもないんですね。これも外からのイメージとは大違いです。

いろんな情報が詰まっててうれしいです。明日のエントリの参考にさせていただきますね・・・と言うか、いっそそのままリンクしちゃおうかな。w

 

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