前回の『神』案内から時間が経ってないが、撮影の機会があったので紹介しよう。ただし、俺が何かの願掛けに出かけるタイプの神社ではない。なにせ
日本第一安産守護大神さまだからである。w
ごこうのみや、「ごこうぐう」と読む向きもあるが、まぁ「ごこうのみや」のほうが良いと思う。
写真はクリックで別窓拡大する。
水戸のご老公の父君、初代水戸藩主徳川頼房公の寄進による表門。この瓦葺の薬医門はもともと伏見城の大手門だったらしい。
正面鳥居と境内参道。松並木が美しい。
拝殿。
割拝殿(中央部が通路になっている構造の拝殿)になっていて、破風まわりの極彩色の装飾は平成の修造によって復元された。
拝殿の前には狛犬さん。こっちは吽形。
阿形。
拝殿正面の軒唐破風と破風元の極彩色彫刻。以下に一部をクローズアップしてみよう。
中央上には徳川葵の金具。この神社は平安時代の創建だが、江戸時代になって徳川家とのつながりが深い。家康公をはじめお歴々からの寄進も多かったようだ。
両サイドには八重菊紋、五七桐紋、左三つ巴紋が付く。
これがメインの部分だ。クリック拡大してみてほしい。この写真だけは3000px.×1200px.とやや大きめになる。手動パノラマ撮影で、あとから繋いだため少しずれがあるのはご愛嬌ということで。w
真ん中の龍の柱を区切りに向かって右が登龍門へ向かう鯉、左が鯉に跨る琴高仙人図だ。
狛犬さんの写真を見てもらうと判るように、平の梁部分にも蟇股があり、様々な彫刻が施されている。ここではそのうちの二つ、龍虎を紹介しておこう。
斗組の部分にもこの通り彩色が。
こちらは割拝殿通路の内側から撮影したもの。
拝殿を抜けて幣殿前の拝所へ。
拝所から本殿階上の向拝柱部分を撮影。ここにも見事な彩色が施されている。
正面神門が楼門ではなく薬医門だったから隋神さまの居場所がないなと思っていたら、こちらにおられた。
外から撮影。正面の部分が幣殿。左側の低い屋根の下で、石灯籠の辺り、垣根が切れているところが賽銭箱のある場所だ。右側の透塀の中に御本殿がある。
御本殿。
檜皮葺五間社流造の大きなな建物だ。よく見ると妻の部分にも極彩色彫刻が施されている。
この神社のご祭神は
神功皇后
じんぐうこうごう
である。そのことがこの神社を安産の神様とする理由なのだ。そして
仲哀天皇
ちゅうあいてんのう
(神功皇后の夫)
応神天皇
おうじんてんのう
(仲哀天皇・神功皇后の第一皇子、八幡神)
仁徳天皇
にんとくてんのう
(応神天皇の第4皇子、神功皇后の孫、八幡若宮)
菟道稚郎子皇子
うじのわきいらつこおうじ
(応神天皇の皇子、仁徳天皇の弟、神功皇后の孫)
宇部大明神 さま
うべだいみょうじん
(仲哀天皇の先代、成務天皇から仁徳天皇にまで仕えた武内宿禰さま)
河上大明神 さま
かわかみだいみょうじん
(神功皇后の妹君とも豊受姫命さまとも言われる)
瀧祭神 さま
たきまつりのかみ
(伊勢神宮・五十鈴川の守り神)
高良大明神 さま
たから/こうら だいみょうじん
(武内宿禰の師匠とされる神様)
白菊大明神 さま
しらぎくだいみょうじん
(岩戸隠れの際に活躍した天太玉命さま)
の九柱の神様がたが相殿されているのだ。
御本殿背面の板壁。金色に塗られて梅と柳が描かれている。
ということで続きはまた明日。
日本第一安産守護大神さまだからである。w
ごこうのみや、「ごこうぐう」と読む向きもあるが、まぁ「ごこうのみや」のほうが良いと思う。
写真はクリックで別窓拡大する。
水戸のご老公の父君、初代水戸藩主徳川頼房公の寄進による表門。この瓦葺の薬医門はもともと伏見城の大手門だったらしい。
正面鳥居と境内参道。松並木が美しい。
拝殿。
割拝殿(中央部が通路になっている構造の拝殿)になっていて、破風まわりの極彩色の装飾は平成の修造によって復元された。
拝殿の前には狛犬さん。こっちは吽形。
阿形。
拝殿正面の軒唐破風と破風元の極彩色彫刻。以下に一部をクローズアップしてみよう。
中央上には徳川葵の金具。この神社は平安時代の創建だが、江戸時代になって徳川家とのつながりが深い。家康公をはじめお歴々からの寄進も多かったようだ。
両サイドには八重菊紋、五七桐紋、左三つ巴紋が付く。
これがメインの部分だ。クリック拡大してみてほしい。この写真だけは3000px.×1200px.とやや大きめになる。手動パノラマ撮影で、あとから繋いだため少しずれがあるのはご愛嬌ということで。w
真ん中の龍の柱を区切りに向かって右が登龍門へ向かう鯉、左が鯉に跨る琴高仙人図だ。
狛犬さんの写真を見てもらうと判るように、平の梁部分にも蟇股があり、様々な彫刻が施されている。ここではそのうちの二つ、龍虎を紹介しておこう。
斗組の部分にもこの通り彩色が。
こちらは割拝殿通路の内側から撮影したもの。
拝殿を抜けて幣殿前の拝所へ。
拝所から本殿階上の向拝柱部分を撮影。ここにも見事な彩色が施されている。
正面神門が楼門ではなく薬医門だったから隋神さまの居場所がないなと思っていたら、こちらにおられた。
外から撮影。正面の部分が幣殿。左側の低い屋根の下で、石灯籠の辺り、垣根が切れているところが賽銭箱のある場所だ。右側の透塀の中に御本殿がある。
御本殿。
檜皮葺五間社流造の大きなな建物だ。よく見ると妻の部分にも極彩色彫刻が施されている。
この神社のご祭神は
神功皇后
じんぐうこうごう
である。そのことがこの神社を安産の神様とする理由なのだ。そして
仲哀天皇
ちゅうあいてんのう
(神功皇后の夫)
応神天皇
おうじんてんのう
(仲哀天皇・神功皇后の第一皇子、八幡神)
仁徳天皇
にんとくてんのう
(応神天皇の第4皇子、神功皇后の孫、八幡若宮)
菟道稚郎子皇子
うじのわきいらつこおうじ
(応神天皇の皇子、仁徳天皇の弟、神功皇后の孫)
宇部大明神 さま
うべだいみょうじん
(仲哀天皇の先代、成務天皇から仁徳天皇にまで仕えた武内宿禰さま)
河上大明神 さま
かわかみだいみょうじん
(神功皇后の妹君とも豊受姫命さまとも言われる)
瀧祭神 さま
たきまつりのかみ
(伊勢神宮・五十鈴川の守り神)
高良大明神 さま
たから/こうら だいみょうじん
(武内宿禰の師匠とされる神様)
白菊大明神 さま
しらぎくだいみょうじん
(岩戸隠れの際に活躍した天太玉命さま)
の九柱の神様がたが相殿されているのだ。
御本殿背面の板壁。金色に塗られて梅と柳が描かれている。
ということで続きはまた明日。
- 2013.04.18 Thursday
- 06:00
- comments(2)
- trackbacks(0)
- by 管狸人
コメント
- beautyhelp
- 2013/04/19 12:46 PM
- 管狸人
- 2013/04/19 10:08 PM
beautyhelpさん>
こんばんは。
>クローズアップが有って有難かったです。
お役に立ったようで良かったです。
>クリームっぽかったです。
でしょ〜。(笑)
こんばんは。
>クローズアップが有って有難かったです。
お役に立ったようで良かったです。
>クリームっぽかったです。
でしょ〜。(笑)
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有って有難かったです。
コメントし損ねた回の
ソフトクリームはウケました(笑)
トグロ具合が確かにクリームっぽかったです。